2022年6月14日、BTSのメンバー7人でのバンタン会食中、いきなりBTSの活動休止を発表しました!
今後のBTSは、ソロ活動に専念するそうです。
世界に衝撃が走りました!
そこでこの記事ではBTSが、
- 活動休止する理由
- 活動休止を聞いたARMYたちの声まとめ
について「バンタン会食」での会話を書き起こしながら、メンバーが本当に伝えたかったことをお伝えします。
BTSが活動休止!今後はソロ活動に専念すると発表!
2022年6月14日、BTSが、今日のバンタン会食(防弾会食)の配信中に、BTSの活動休止をすることと、今後はソロ活動に専念すること、を涙ながらに発表しました!
「今後一定期間、グループではなくソロ活動を行う」という趣旨の発言が飛び出した。 ジョングクは「各自、良い時をたくさん過ごして、さまざまな経験を重ねて一段成長して皆さんの前に戻ってくる」とコメント。
Yahooニュース
すんなりとは受け入れられない、衝撃でした
BTSが活動休止をする理由は?
2022年6月14日、BTSが突然発表した活動休止とソロ活動への専念。
バンタンで話し合っている内容から読み解くと、「活動休止とソロ活動」を決定した3つの理由があるようです。
その3つの要素が絡み合って、
「グループ活動の休止とソロ活動への専念」という、大きな1つの決断
にたどり着いた、と見えました。
(以下、文中の年齢は活動休止発表した2022年当時の年齢で表記しています)
①JINの兵役延長のリミット
BTSがソロ活動に専念する理由は、韓国には兵役義務があることです。
BTSの年齢は、最年長のJIN(29)から最年少のジョングク(24)まで、5歳の差。
2022年は、JIN(29)が12月に30歳になり、兵役延長のリミットを迎えます。
その後も誰かが、毎年のように兵役リミットを迎えるでしょう。
そのため、全員でバンタン活動が出来ない年月が、今後数年間は続くのです。
18~28歳の間に2年間の兵役義務があります。
「スポーツ」「芸術」の分野で優れた成績を残した人には、兵役免除の法律もあります。2020年には、トップアーティストの兵役を、30歳まで延長する法律もできました。
兵役免除の法律はありますが、アイドルのBTSは対象外なのです…。
2020年以降には延長ルールができて、30歳まで兵役にいかなくて済むようになりました。
しかし、あくまで延長に過ぎず、兵役の義務は消えません。
韓国の国会内でも、「トップアーティスト(いわゆるアイドル)までも、兵役免除の対象に含めるかどうか」で、話し合いがなされ意見が二分しましたが、結局は兵役免除には至らなかったようです。
②節目の年
今年は、BTSとして10年目に突入の節目の年。
いったんグループ活動を休止させて、ソロ活動に専念するには、この節目の時がいい。
ということになったようです。
BTSは2018年に解散の危機がありました。
2018年のMAMAでの大賞スピーチでは、JINが涙で「今年(2018年)の初めは、僕たちが精神的につらくて、解散を考えた苦しい年だった」と話しました。
その時の動画です。(涙のシーンは5:00頃)
2018年のMAMAのあとも、精神的につらい時期は続いた、とRMさんがバンタンで語っていました。
③成長のため
個人で活動することで、仕事の幅も広がり、成熟するため。
「BTSはチーム活動と個別活動を並行する新しいチャプターを始める。メンバー各自様々な活動を通じて成長する時間になり、今後BTSがロングヒットするグループになるための滋養分になることが期待される。そのためにレーベルでも積極的に支援する」
モデルプレス
ソロ活動を通して、それぞれがより成熟・成長して、この先の未来にBTSとして集まれることを目指す、とRMはバンタンで、話していました。
「解散ではない。第一章を終え、第二章へ進化するのだ」とも。
なお、BIGHIT MUSICは、活動休止発表後の6月15日、BTSの今後の活動について声明を発表しました。
BTSの活動休止が発表されたバンタン会食の日本語翻訳
2022年6月14日。BTSのメンバーが、いつものバンタン会食のように、食事やお酒でリラックスしながらいろいろな本音を語り合い、その様子が配信されていました。
そして、バンタン会食の後半、RMが突然
- デビュー10周年目を迎えるBTSが活動休止に入る
- 今後はソロ活動に専念する
ことを話し始めたのです。
では、そのときの会話内容から、重要な要点部分を意訳しながら見ていきましょう!
メンバーごとのコメントを日本語翻訳でチェック
RM;宿舎は、契約満了で、引き払うことになりました。悲しんでいる方もいると思いますが、男7人で住むのはおかしい、お互いにストレスを受けます。
離れたほうが、僕たち仲良くなれました!
(このあと一旦、BTSメンバーが、お互いの家に訪問したときの話題になります)
- ジョングクの家のリビングには、なぜか三つもマットレスがあって、ユンギ家はモデルハウスみたい。
- ジンの家は男のロマンティックが詰まっていて、ナムジュンの家はまるで美術館みたい
などの内輪話で盛り上がります。
その後はこれからの活動の方向性へ話題が移り、最初にRMが長く話をします。
世界に何かを発信して、そこに意味を込めたい。自分の中の何かを伝えたくて、防弾少年団=BTSの道を走ってきました。
そう話し始めたRMは以下のように話し続けました。
いつも、今後の活動をどうして行こうか?と考えることが多くて、コロナ禍では、さらに色んなことを考えさせられました。
BTSとしては、「ダイナマイト」までは、チームの意味が把握できていた。でも「PTD」の頃には、「いったい僕たちはどんなチームなのか」が、もうわからなくなってきました。
K-POPやアイドルの活動は、そのシステム上あまりにも多忙で、ほぼすべての時間は自分のものでは無い。
そのため、人間として成長することができなくなってきています。
ヘアメイクや撮影で忙しすぎて。
昔は、スケジュールと平行して自分を磨いたり、考えたり充実させることも出来ました。
今は、無理です。
リーダーRMの切ない言葉はまだ続きます。泣き出しているメンバーも…
物理的にスケジュールをこなすのが精いっぱい。
何も成長が出来ないまま、ただ追われながら過ごしているだけです。
僕がだれで、BTSはどんなチームで、僕はなぜここにいて、僕にとってBTSのメンバーがどんな存在なのか。
そして僕たちはこれからどう進むべきなのか。
それを理解する必要があることを、僕は頭の中で認識しているのに、それをメンバーにインタビューして歌詞を作ってファンに届けていかなきゃならないのに。
いつからか僕も、僕らが何なのか、わからないんです。
いつからか僕は、ラップを翻訳するただの機械になって英語を頑張って、それでもう僕の役目は終了だなって。
パフォーマンスが上手いメンバーはいるし、僕は適当にすき間を埋めて、それだけやっていればチームは回る。そんなことは、自分でもうわかっているんです。
ただ、僕のほうがここから抜け出せない気がしていたんですね。
だから、僕は仕事をいったん振り切って、自分のことを考えたりしたいし、そうするべきなのに、そう簡単にパッと切り替えて、仕事の自分とプライベートの自分を、自由に行き来することは難しい、切り替えることが出来ない。
去年から、「これが終わったら」「これだけ終わったら」と思いながらやってきました。
だけど、「立ち止まって、考えて、また戻ってきたいんだ」とファンに伝えるのは、ファンを裏切る気がします。
ファンのみんなに育てられた僕たちなのに。
ファンのみんなは、裏切られたように感じるだろう、と思うと、なかなか言葉にすることができなかったんです。
今もファンのことを考えたら、ダンスして、いいパフォーマンスをお見せし続けたい。
でも、もう僕はファンの期待に応えられないんです。
(ここまでは、ときどき声を詰まらせながら、話すRMでした)
ここからはメンバーが順に話します。
ジミン;10年目に入る今、やっと僕たちのアイデンティティについて、考えるようになってきました。
僕も、ファンのみんなに伝えたいことがあるんです。
僕らBTSは、もっと楽しみながら音楽をやっていきたいのに、苦しくて、出来ないことが辛かったりして、ちょっと疲れた……。そんな感じなんです。
でも、今なら、この状況を良い方向に、変えていけそうです。
ただ、こういう話をすることは、僕もファンのみんなに対して、申し訳ない気持ちがありました。
SUGA;僕は、今は歌詞を書くことが、たいへんですね。
誰かを満足させなきゃならなくて、無理やりに絞り出して書いている。ずっと辛かったです。
2013年から曲作りをしてきて、正直に話すと、「書いていて楽しい!」と感じられる時間は、ほぼ無かったです。
いつもしんどかったし、いつも無理やり絞り出しています。
以前の僕は、話したいことがあっても、スキルが足りなくて、なかなか言葉にできなくて大変だった。
だけど、今は違う。今は、「話したいこと」が、無いんです。
話したいことができるように、自分の時間を過ごす必要があると思う。
RM;こんな考え方に対して、罪悪感も抱くようになりました。
以前は、曲作りをしながら、BTSとしてのチーム活動もこなせたけど、今はその切替が、なかなかできなくて……。
僕が自分自身に戻る、その時間が必要だと感じました。
ジミン;それぞれの時間を過ごして、また集まったら、どれだけいろんな話ができるようになるだろうね。
テヒョン;僕たちBTSは、これまで、グループ活動をすることばかりに、とても執着していました。
いつも一緒に活動をしていかなきゃならない!と思い込んで、過ごしてきました。
でもホビヒョン(J-HOPEのこと)から「やりたいことをしてから、また集まった方が、びっくりするほどいいチームになるよ」という話を聞いて、勇気づけられました。
ユンギ(SUGA);いろんな音楽をしたくて、広告とかを手掛けています。
JIN;僕は2週間くらい、ゲームしかしない生活をしたことがあって、こんな風に生きてちゃだめだな、と思いました。
びっくりしたのが、ユンギのスケジュール見たら、英語・ピラティス・ダンス・・・って!
ユンギ;移動中が休み時間です!レッスンをたくさん受けている理由は、グループ活動を今のようにはできないだろうけど、1年後2年後に、メンバー全員が忙しくてスケジュールをこなせないようなときには、全部のことをこなすことになるだろうな、と感じたからです。
ジョングク;昨日の自分よりも、成長した自分じゃないといけない、と考えてあれこれやっています。
前はやってみたい、と思ったことをしていました。
今は必要なことをしています。
ホビー(J-HOPE);僕たちBTSに、「変わることが必要な時期」が来たんだ、と考えています。ソロアルバムを準備中です。
これまでチーム活動が中心だったけど、バンタンの第二章のためにも、ソロ活動が重要なポイントになると思うから。
RM;ミクテというのは、普通のアルバム以上に労力がかかるんです。
じつは僕たちBTSは、ソロアルバムが、とても遅い方だと思う、もう10年目なのにね。
ここからはソロ活動に専念する話になります
記事になってから、発表したり、インスタで告知するのもちょっとな、って思ったので、ここでお話します。
チームとしては大きくなったけど、個人のことは意外に知らせていないことがありますね。
僕らBTSは、アーティストだから、これからは個人として(ソロ活動をして)、それぞれの名前を覚えてもらえるようにしていきたい。
ジミン;個人の曲を準備し始めて、初めてその大変さがわかってきました。
RM;ほんとうに、テヒョンは色んな曲を作っていて、いい曲が多い。とりあえず出してほしい気持ちはあります。
ジミン;テヒョンは音楽に対して、とても繊細で完璧主義がから、なかなか自分で納得しないところがあって、アルバムを出すまで、僕より、もっともっと、時間がかかりそうな気がします。
個人作業し始めてから、もう3年目だよね?
JIN;僕も曲をもらって、よくやっています。でも僕は、きっと最後になりそうな予感があります。
RM;「RUN BTS」のパフォーマンスを期待しているARMYも、多いと思うのですが、申し訳ない!今は出来ないです。
でも次のコンサートでは、カッコよくダンスパフォーマンスします!
走れバンタン(BTS)の、番組も撮りましょう!
このあと話題は、友情のタトゥーに変わりました。
タトゥーの話が一段落したら、RMが「ARMYの皆さんに言いたいことは、ありますか」と最後にメンバーに投げかけました。
JIN;俳優になりたかったのは、いろんな役柄を通して経験を積みたかったからなんです。
やるかやらないかは、まだわからないけれど、今の時点ではその気はない。ただ、今はアイドルとして経験を積めたから、俳優に対してそこまで、未練はないです。
テヒョン;僕はやりたいことがたくさんあります。
音楽でも違うジャンルでも、みんなに見せたいものがたくさんあったけど、「この考えは悪い考えだ」と思い込んでいました。
だから、やりたいことについても、話せなかったけど、BTSのV(テテ)以外の面も、もっと皆さんに見せたいです。期待しててください。
ホビー(J-HOPE);ファンのみんなと、BTSメンバーに本当に感謝しています。ソロ活動について、悲観的に考えないでほしいし、とっても健康的で、健全なことだと受け止めて、理解してもらいたいです。
そうしてこそ、もっとBTSが輝けるし、とても大事なことなんです。
第二章は、ソロ活動として、それぞれがアルバムを正式に発表していくことを、理解してほしいです。
RMから「アイドルの在り方」への警鐘
RMは、「アイドル生活と世界的成功のジレンマがあった」とバンタン会食で語っていました。
「考える暇を与えてもらえない」
「全盛期を迎えた僕たちBTSは、世の中に対して、どんな影響を与えていくのか?どういう役割を僕たちは果たしていけばいいのか?」
「考えたいけど、考える暇を持てないまま、スケジュールをこなしていて、自分が成熟出来ない。」
RMは、BTSの楽曲ほとんどすべての制作に関わり、メッセージ性を強く打ち出す制作に、関わってきました。
もともと、2020年2月リリースの「MAP OF THE SOUL:7」で、BTSの「シーズン1」は区切りをつけようと考えていたところ、コロナ禍に。
問題は、K-POPというのもそうだし、とにかくアイドルというシステム自体が、人を成熟させない気がする。ずっと何かを撮影しなきゃいけないし、ずっと何かをしないといけないから、ヘアメイクをしたり、色々してたら成長する時間がない。(RMの発言)
引用;モデルプレス
区切りをつけるタイミングを逃したまま、リリースをそのまま続けていくことになりました。RMは成功をおさめながらも、「チームが変わった」と感じていたそうです。
BTSの活動休止はいつまで続く?復活はある?
解散じゃないから、またグループでの姿がみれるよね。待ってるよ、とファンからの熱い声が、SNSに飛び交いました。
BTSのソロ活動がいつまで続くのか?ははっきり発表されていません。
韓国には兵役があるので、兵役期間が終了して、行動が自由になるまでは、7人全員でのグループ活動は難しいかも?です。
正式な発表を待つ、というよりも、発表はないと思われます。BTSメンバーがこれだけ、気持ちを話してくれたことや、今後の兵役の時期を含め、変わっていくからです。
BTSのソロ活動を聞いたファンの声まとめ
突然の発表に、バンタン会食(防弾会食)を見ていたファンは、すぐには意味が分からないほど、衝撃と動揺が走ったようです。
でもさすが、ARMY!
しばらくすると、解散ではないことにホッとした投稿も増え始めました。
その様子を、実際にSNSで確認してみましょう。
やっぱりずっと7人での活動を見ていたかったからソロ活動に移行するのは寂しいけど
— (@mio__vjk01) June 14, 2022
あぁやってみんな泣いたりしてるの見るとバンタンという7人の空間をみんなすごい大切でかけがえのないものだと思ってることを感じ取れて涙出た
寂しくはあるけど7人全員やりたいことやり切って戻ってきてほしいな pic.twitter.com/uUCOFquGna
解散の絶望を味わったことがある人間として…
— いつものみーちゃん (@pJvNug4aiRx4WBj) June 14, 2022
Yet to Comeって言ってくれてること、
バンタンであり続けたいと言ってくれてること、
自分たちの口でarmyに伝えてくれたこと、
あんな仲のいい姿を見せてくれてること、
そんな諸々まるっと救いです。
不安にならず、ソロ活動に邁進して欲しい。
BTSの7人が、飲みながら食事して本音を話すバンタン会食中に、活動休止を発表したBTS。
バンタン会食で活動休止の理由を話すメンバーの気持ちを聞いていると、アイドルの苦しみや葛藤が伝わりましたね。
距離感バグってたけど、ボビさん
— ︎︎(@momo_kth1230) June 14, 2022
からジミン、テヒョンってソロ活動
始まるってこと? 宿舎契約終了?
もぉ字幕、、、そして最後泣いた😭
ジョングク泣いてテヒョンがもぉ
優しい眼差しで見つめてて涙拭いて
あげてて泣いた😭😭 pic.twitter.com/WTWoon4FLm
生きづらいほどの大変な時期も一緒に乗り越えたメンバーの想いがしっかり伝わりました。
今後もBTSを、そして7人のソロ活動を応援しています! 一ARMYより